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自閉圏にこにこママのブログ♪ 

幼児教育・自閉症療育などの失敗、成功を書いています。当ブログから得た情報をさくらいちご幼児教室・松尾香の書面による事前許可を得ずして出版・公開活動および電子メディアによる配信等により一般公開することを禁じます。(著作権)

Category: 教育観

現代に足りない教育 ② ~虹色教室通信から~ 

2012/11/27 Tue.

虹色教室通信から、コピペさせていただきました。
私が、今の時代にとても足りないと危機感を感じている教育です。


飽きっぽい子、がまんの苦手な子に根気をつける方法


『ねばり強さ』が低いことは遺伝の影響を受ける因子だから、
変えることは難しい‥‥‥という話を記事にしたことがあります。


変えることが難しい気質を、叱ったり責めたりするのは無意味ですが、
ねばり強くない子はない子なりの、
根気との付き合い方が必要だと思っています。

というのも、現在は、飽きっぽくて我慢が苦手な子が、
さらに飽きっぽく、さらに我慢が苦手になるような物が
あふれかえっているからです。

テレビゲームや携帯ゲームやテレビは、
自分から働きかけなくても、
次々、目新しい刺激を与えてくれます。

遊園地もショッピングモールも、
飽きるという気持ちを味わう間もなく、
楽しい刺激に満ちています。

話がちょっと脱線しますが……
うちのダンナは、もうかれこれ10年あまり、
校庭キャンプやジュニアリーダーの養成のボランティアなどをしているのですが、
年を追うごとに、
子ども向けのイベントに対する周囲の大人たち

(親御さんやスタッフなど)の捉え方が変わってきていて、困惑しているようです。

子どもたちが自分たちでテントをたてたり、
自分たちで料理をしたり、子ども同士で相談させて

自主性や社会性や思考力を育むことが従来の主旨だったのに、

「準備は大人がしてあげて、子どもたちには楽しんでもらったらいいのでは?」
「料理は危ないから親がしてあげたらいいのでは?」
「塾があるので、お友だちと相談する時間には出られません。」
「もっとこうしたら、楽しいし、楽になるのでは?」
といった意見がたくさん出るようになって、

イベント当日に、勝手に手出し口出しをする人も増えて、
自主性や社会性を育むという主旨は忘れ去られて、
単なるお祭りと化してきているそうです。

本当なら、ちょっとめんどくさくてブツクサ言う場面があってもいいはずなのです。
クレームのでない楽で楽しいだけの世界を作り出そうなど思わず、
「ちょっとしんどいけど、面白さがそのしんどさを忘れさせてくれる」
「友だちといっしょだから、いやだったこともがんばって我慢できた」
くらいの体験こそ、子どもの心身を鍛えてくれるはずだからです。

~~~
こうした子どもをめぐる環境の変化のダメージを特に受けやすいのが、
もともと「ねばり強さ」が低い子どもです。

飽きっぽかったり、我慢が苦手でも、
友だちと駆け回って遊ぶ時間がたっぷりあれば、体や心が鍛えられて、
少しずつ我慢ができるようになるでしょうし、
お手伝いをしたり、物作りをしたりする時間があれば、
飽きずにがんばれることも増えることでしょう。

でも、それが難しい昨今です。

使う道具も、使い方など練習しなくても、「スイッチ オン」で
動く便利なものばかり。

そうした便利で刺激的で楽で楽しい環境の中で、
我慢が苦手な子たちにとって、
我慢を強いられる場面といったら、「お勉強をするときだけ」
となってしまいます。


「ねばり強さ」が低く飽きっぽい子というのは、好奇心が強くて
目新しいものに強く惹きつけられる子が多く、
次々新しい刺激を求めるので、頭の回転が速い子も多いです。

ですから、本当なら、決してお勉強が嫌いなわけではないのです。

でも、便利で楽チンな世界で、唯一、勉強だけが自分に嫌な我慢を強いてくるとなると、
そうした子たちの頭の中では、

「お勉強」=「我慢すること、 苦痛」

とイコールで結ばれてしまいがちなのです。

それこそ、ほんの一瞬でも考え込まなきゃいけないものは、「いやいやいやいやいや!」とオーバーなほど毛嫌いして、
いつもいつも楽しくて楽な時間だけ求めようとする習慣が身についている子もいます。

それで私は、そうしたタイプの子たちには、
お手伝いや工作といった地味な活動の中で、
できるだけ飽きずに作業をやり遂げる力を養うようにしています。

多くの親御さんは、我慢が苦手な子たちに宿題をさせるのが
あまりに大変なものですから、
「やりなさい、やりなさい」と叱って勉強させて、
勉強の時間に苦痛を味合わせて、その埋め合わせをするように
残りの時間をゲームやテレビで埋めてしまいがちです。
でも、それだと、どんどん勉強が悪者になるばかりです。
親御さんの心に、「遊びにエネルギーを使ってもしょうがない。
少しでも勉強に力を入れて!」という気持ちがあると、
なおのこと、勉強が悪者になりがちです。

しっかり何かに関わって、集中力を継続する体験を
遊びや工作やお手伝いの場でさせていけば、
「ねばり強さ」が低い気質は変わらなくても、
勉強だけを極端に拒絶することはなくなってきます。

自分の手を使って何かをして達成した体験がいろいろあると、
勉強でもそれを生かして、
勉強の面白い面に気づいたり、工夫したりしながら
やるべきことはこなすようになってきます。

うちの子たちも、「ねばり強さ」が低い子で、
息子は大のテレビゲーム好きでしたから、
これはキケン!と……
昭和の時代のような生活の不便さや地味な活動をわざわざ取り入れて、
大切にするようにしていました。

「買えばすむものも、作ってみる。
便利な道具があっても、あえて手間のかかる道具を使う。
遠出も自転車で行く。
友だちと遊ぶ時間をたっぷり取る。
たくさん失敗して自分で考えさせるため、
やりたがることは何でもやらせて、細かく干渉しない。
好きなことはとことんやらせる。」

といったことです。
うちの家族はみな、我慢強さからほど遠い気質なのですが、
そうした生活のおかげで、
それぞれが自分のやろうと決めたことを
途中で諦めたり、放り出したりせずに、ずっと続けていける
力がついていると思います。

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