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自閉圏にこにこママのブログ♪ 

幼児教育・自閉症療育などの失敗、成功を書いています。当ブログから得た情報をさくらいちご幼児教室・松尾香の書面による事前許可を得ずして出版・公開活動および電子メディアによる配信等により一般公開することを禁じます。(著作権)

Category: さくらいちご幼児教室の様子

アスペルガー症候群の可愛い女の子♪ 

2014/11/12 Wed.

うちにいらっしゃった時は3歳4ヶ月でした。
初めの主訴は、
・集団の指示が聞けるようになってほしいこと、(親御さん的に、就学時に今の状態で聞けるようになってないのではないかという不安ですね)
・思いつきで動き回るなど手当たり次第触るなどの状態の改善

でした。

またお話をお聞きした時点では、
・愛着障害があるのではないか
とのことでした。
愛着障がいであってほしいという事が、親御さんの本心だったようです

お住まいの地域周辺ではなんと、就学以降でないと診断ができないなどと言われる相談所もあるそうです。
その地域には児童精神科も少ないです。

診断などができないとのことですが、行く先々の児童館やサークルなどでたまに専門家(臨床心理士)にお会いしたこともあったそうです。その時に育児相談という形で色々相談もされたそうですがなんといってもアスペルガーの要素がある子(見立てです)なので判断が難しいのです。
健常と変わらないですし、知能は上の場合が多いですよね。

漠然と、「この子、頭が良くなりますよ」
と言われたそうです。私は特にこのお話が印象的でした。
渦中の親御さんからしてみたら、この人なに言ってるかわからない・・・・と漠然と不安を拭いきれずに受け止めただろうなと思ったからです。
こういった漠然とした言い回しは、原則として医師でないと診断ができないので、診断名を出さないという理由からでしょうが、聞いている方は全くわからないです。

このあたりの問題点、親御さんの不安を取り除いて行けたらいいなと私の課題にしています。


後ほど続きを書いていきますね。




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アスペルガー症候群の可愛い女の子の教育♪ 2 

2014/11/12 Wed.

先ほど、「専門家」に、「この子頭良くなりますよ~」
と言われたと書きました。漠然とした言い方では、専門家はすでにアスペルガーだと理解しているのでしょうが親御さんには全く伝わりません。
その時は漠然と親御さんもこのままで良いかな・・・?としか、思えずモヤモヤが取れないままだったことと思います。

うちの教育では、漠然とした診断名では親御さんがわかりにくなと思っており、(不安を倍増させる・療育を遅らせてしまう)
見立てをして教育をします。

例えばこちらのお子さんでは、診断はおりない地域に住んでいるということもあり、発達検査は受けていますが診断はありません。しかし、
アスペルガー症候群50%
ADHD 50%
愛着形成の歪み・・少々


このように見立てをし、教育をしていきます。
親御さんには、この名前の文献や書籍を熟読していただくことにより、お子さんの症状や状態が当てはまっている確率が高くなり、親御さんの方でも教育がしやすくなります。
よく親御さんが言われる、
診断名のとおりの書籍を買ったけれども、うちの子に当てはまらないような気がする・・・

こういう事態を少なくする目的もあります。
私もそうでした。

こちらの子は診断などが遅れたといえども、親御さんがしっかりと気づき、うちにいらした時はまだ3歳4ヶ月でしたので教育・遊びのしがいがある子です

とは言え、診断がない故、親御さんの方の見立てでは、
「脱抑制型愛着障害」
ではないかとのことでした。親御さんの育て方に問題があったのではないか・・・とのことでした。
ここの部分は、多くの方がそう思われる箇所ではないかな・・・と危惧します。
しかし、こちらの親御さんは、見立てをしたのではなく、そうであってほしいという受容ができない段階であったということです。
その反面、解りずらいので本当に愛着障がいと見立てをしてしまう親御さんも多いかと思います。

高機能自閉症や、アスペルガー症候群の子で、お母さんお父さんに愛着を示さないまま、成長してしまうことは多々あることと思います。ここで気づくか、そのままにするか・・・大きな境目だなと思っています。

愛着を示さないまま大きくなるということがどういうことかというと、とても危険であるなと思っています。
本来であれば、乳幼児期(8ヶ月程度)から人見知りが始まりますね。
それはどういった成長かといえば・・・
お母さん以外の人の区別がつく
お母さんが安全基地であり、自分の心の支えであるからこそ、自分を大切にし、次に進める


逆に言いますと、
お母さん以外の人でも、なれなれしくして良い(身体が大きくなると問題が大きくなります)
安全基地がないということは、心の支えがないまま大きくなるということであり、自分を大切にできなくなります。
次のステップに進みにくいことが起きます。(不登校・集団行動ができないなど)

世間では愛着に関しては大きく取り上げられていませんので、こちらの親御さんも、
「この子は愛想が良い。他人にもよくなつくから、それなら私は関わらなくていいかな?自分の時間に充てようかな?」

と思ってしまっていたそうです。

ここが、自閉圏内の子の、親子間の愛着を築きにくくする箇所です。


次回に続きますね。




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アスペルガー症候群の可愛い女の子の教育♪ 3 

2014/11/15 Sat.

お母さん以外の人の区別がつく
お母さんが安全基地であり、自分の心の支えであるからこそ、自分を大切にし、次に進める


逆に言いますと、
お母さん以外の人でも、なれなれしくして良い(身体が大きくなると問題が大きくなります)
安全基地がないということは、心の支えがないまま大きくなるということであり、自分を大切にできなくなります。
次のステップに進みにくいことが起きます。(不登校・集団行動ができないなど)

世間では愛着に関しては大きく取り上げられていませんので、こちらの親御さんも、
「この子は愛想が良い。他人にもよくなつくから、それなら私は関わらなくていいかな?自分の時間に充てようかな?」

と思ってしまっていたそうです。



前回の記事の続きです。
ここが、自閉圏内の子の親子間の愛着を築きにくくする箇所です。

本来であれば8ヶ月程度から人見知りが始まり、お母さんでないとダメ!な部分が多々出てきます。
こうして母子ともにクタクタになりながら、しっかりと愛着を形成・お互いの気持ちを理解しあうようになります。

自閉圏内といっても、全く親御さんに愛着を示さない子ばかりではありません。
もちろんお母さん大好きっ子もいます。時々大好きになる子、癇癪を起こした時だけに親御さんに対しても、むちゃくちゃをしてしまう子、など色々います。
詳細はかけませんが、自閉圏内の子の愛着形成は難しいかと思います。

※注意ですが、健常児の子育てでも、大変な時期はあります。子育ては大変に決まっています。
ネットなどでの情報化社会ですから、惑わされてママ友ランチも悠々とできるドラマのような子育てなどは想像しないでくださいね。腹をくくって子育てをすることが大前提での、教育ブログです。



こちらのお子さんに関しては、今、多少強引にでもお父さんお母さんでないとダメ!
というように教育してあげないといけない時期です。何かあるたびに、
「ママのつくったお弁当美味しいね」
「ママやパパにそんなこと言ったら、悲しんじゃうね(ママとパパのところに帰らなくていいと癇癪)。○○ちゃんが帰ってこなかったら、涙がたくさん出てきて、さみしいと思うよね。」

などと、詳しく、ここぞという場面でくどくど言い聞かせをしています。
知能が高い子では常に言い続けるとすぐに理解したり、相手の意図を理解して聞きませんから、ここぞという場面を周りの保育者が見極めて攻めることです。


こちらのお子さんでは、今の時点ではそんなに馴れ馴れしい部分はなく、人が居る公園も短時間でしたら連れて行きやすい子でした。人の区別が付いていない子では、公園に連れて行くのも大変になります。
それよりも、遊び方が乏しいこと、自然の事象に興味が薄く、では何に興味があるかといえば、
「他人がしていること」
でした。その他人も、知能が高い子ですから多少相手を選ぶ感じです。
なので、幼稚園などでは気づかれにくく、発達検査も数ヶ月後しか予約が取れていませんのでおそらく診断は出ないでしょう。

他人がブランコをしていれば、ブランコが良くなってきます。
ターザンロープをしていれば、それが良くなります。
「自分の意志で行動することが、少ない」

状態です。

幼児期は模倣をして学ぶといえども、模倣90%で、意志を育む教育をしてあげる必要がある、自閉圏内の子どもはそれだけでは不十分です。模倣をしながら成長するとはいえ、限界があるのが育てにくい子です。

よく考えてみるとわかるのですが、自分の意志・好きなものがないまま、就学を迎え、勉強や協同生活が始まったらどうでしょう?学校は勉強だけする場所ではありませんよね。
道徳、学級会、運動会、高学年になれば運営もありますし、中高生になれば、さらに意志は必要です。
自分の意志がないまま、模倣だけで大きくなる子は就学後とても苦労します。

模倣90%ですから、言語に関してもほぼオウム返しを応用している感じになっています。
オウム返しの応用が良い時期は3~4歳までです。言語も、育成が必要な子もいるのです。

多少の模倣をしながら、自分はこうしたいんだ!!と、周りに流されずに意志を貫ける状態にしてあげることが、こちらの可愛い女の子には必要だと、思いました。

続きますね。





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アスペルガー症候群の可愛い女の子の教育♪ 4 

2014/11/17 Mon.

前回の続きです。


他人がブランコをしていれば、ブランコが良くなってきます。
ターザンロープをしていれば、それが良くなります。
「自分の意志で行動することが、少ない」

状態です。



このことは、自閉圏内の幼児であると特徴的な事でもありますね。
大概の子が当てはまるということです。大概の子が当てはまる症状と、個々で異なる自閉圏内や、ADHDであっても見過ごされるような症状の子もいます。

また、他人のしていることが自分もしたくなる時期は健常児でもあります。
詳細は避けますが、健常児と自閉圏内の子の、他人のしていることへの執着は質が違います。

またやはり
「カラフルな遊具」
などがある公園では、落ち着きがなくなるということも起きていました。
逆に自然の中、遊具が1つもない砂浜などで遊ぶときは、自然などには興味を示さないものの、初めから落ち着きのなさは見られませんでした。


こうして改めて文章にしていくと、広大な自然というのは人間にとってなくてはならないものだなと思わせるところです。


次に教育ですが、まずこちらの子の場合、
「自分はこれが好き!こうしたいんだ!」
という意志のようなものを育ててあげないといけません。

それによって、遊びや関心も広がり、思考もできるようになりますね。
興味を示している間は、他の物を触りに行く時間もなくなるということで、結局は落ち着きがある状態になるということです。また、アイデンティティの確立にもつながります。

いつまでも、他人のしていることが好きな状態であると、のちのち苦労するのは目に見えています。
今、学校も行かないような幼児期にそれを見つけ、とことん遊ばせてあげることが必要です。

興味を無理に作る必要もありませんが、こちらの子は親御さんも協力的であり、私としっかりタックを組める状態であるので予後は安心です。じきに、興味が出てくるだろうと思っています。
現に、自然に興味がなかったのですが、色々興味を示し始めています。
今は、
「広大な自然の中でむちゃくちゃになって遊ぶことメイン+その子の好きな遊具のある公園少々」
で、3時間半を過ごしています。室内遊びは、今は宿題のような形で出させてもらっています。

初めは、車の中での会話も、「自分の知っていることを言う」状態でした。
私やほかのお友達が聞くことには、答えるということはほぼしていませんでした。

「パパがいるときに自動販売機」 (パパがいるときだけ自動販売機で買えるんだよ)
「サークルK」
「1円パチンコ」
「くるくる回ってる」 (農道のモグラ駆除のやつかな?) 
「後ろスズキ」 (前の車、スズキの車)前後・上下を間違えています
何かあると、車を隅に寄せてハザードをつけてお茶や落ちたお菓子などをとってあげるのですが、
「先生!ちゃんと座りなよ!」  (場にそぐわない言葉と言われるものですね)


また、知能が高い・臨床心理士さんにも頭が良くなりますと予想された子ですが、目が合いにくいところがありました。

続きます。


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アスペルガー症候群の可愛い女の子の教育♪ 5 

2014/11/20 Thu.

前回の続きです。
知能は高く、生活スキルも年齢相応かそれ以上であるのに、
「目が合いにくい」ということがよくありました。
合わせるとさっとそらします。でも、先生~先生~とよく抱っこもせがみます。

こちらの子のメインの教育(遊び)、むちゃくちゃ遊びをご紹介します。




DSC_1229.jpg

DSC_1215.jpg
プロのカメラマンに頼めないので見にくい部分もありますがご了承くださいね。
波が来るたびに、息を合わせて声を掛けて声に合わせて行動できるように、一緒にジャンプしています。
波も、その日によって荒波であったり、静かであったり、漁船が通る日、干潮、小潮、などで毎日違います。
だから自然は面白いのだ・・・という感覚・価値観を見出して欲しいと思っています。
現に、波に合わせてジャンプも至難の技な日もあり、波に向かってこちらの子は走って行こうとしますがそれもまた盛り上がるのです。水浸しになるから、やめようではなく、
「着替えを持っていけば良いだけの話」

という感覚です。
当然冷たいので、(今はそんなに冷えません。本格的に冷えるのは1月から。)ダイレクトに感じます。
この当たり前なことが、実は感覚統合になっています。

なぜが、こういう荒い遊びをしている最中は、よく目を合わせます。
合わせるといいますか、私の顔を覗き込んで、「次どうする?来るかな?どんな波かな?海ってなんだ?」
というように、好奇心満載な目をし、受け答え、質問をしない言葉使いなのですが、こうして話掛けてきます。
当然二人でぎゃあぎゃあ叫んでいます
そこで、わざわざ言葉の表現を豊かにする、叫びを入れます。
「波が荒い・静か・穏やか・今日は寒くない・温かい・朝日が波に当たってすごくきれい」

波が穏やかだ・・・という3歳児はあまりいないことを考えるとよくわかるかと思います。

オウム返しの言葉でそれを応用して成立している子なので、バリエーションがあまりない状態なので、今は言葉をとりあえず色々なバージョンで、しかも年齢相応なものを教えて行きながら、(それができたら年齢以上へ)獲得した言葉を正確に使えるようにのちにフォローする感じです。獲得した言葉を、正確に使えるようにすることも、重要な課題となります。

この遊びの終盤は、荒波を浅瀬でダイレクトに体全体で受け止めるか、逃げ遅れるかで全身濡れます笑
寒さ対策に、動きまわるようにもしています。でも12月いっぱいは未だ日差しは温かい三重県です。

今、できる遊びをとことんするということです。

DSC_1200.jpg
青空の中にぽつんと半月が出ていまして、こちらの子が見つけていました。(私は知らなかった)
親御さんからも、自然をゆっくり見る・感じることも教えられているからでしょうね。

DSC_1253.jpg
作った泥団子を放り投げる遊び。
今、ボール以外のもので思い切り投げれる場所はどれくらいあるでしょうね。

朝日が水平線に光り、とても綺麗な日がたくさんありますね。


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